いくら逃げても

男性不妊

新卒で就職した会社に10年いました。

同年代が多く、居心地の良い職場環境でした。

しかし、男性不妊と判明してから状況は変わりました。(自分の中で)

同年代が多いということは、人生のイベントのタイミングも重なるということです。

同僚は結婚して子どもを授かり、会社にも連れてきたりするようになりました。

私はそんな環境が苦しくて仕方なかったです。

だから、逃げました。

10年務めたその会社は農業関係の職場でした。

農業ということは、動植物の生死にかかわるということです。

動植物の”生”にかかわっている自分が、男性不妊であることにジレンマを抱えていたので、転職の時は全く別業界へ飛び込みました。

その会社は本社が東京にあり、私が所属していた営業所には数名が勤務しており、皆、私より10歳以上年上でした。

『動植物の生死にかかわらなくなったから、自分の男性不妊を意識することも少なくなるだろう。』と思っていたのですが、営業職で客先回りをしていると、通学中の子どもたちが目に飛び込んできました。

ここでも、男性不妊を意識してしまう自分がいました。

さらに、その会社は給料は良いものの、サービス残業が常態化していました。

このまま勤めていても身体を壊すだけだと判断し、1年で退職し、現在の個人事業主になりました。

個人事業主になってからも、前職同様、通学中の子どもたちは当然のように目に飛び込んできます。

ひとりで作業していることが多いので、男性不妊を今まで以上に意識してしまうありさまです。

そんなこんなで現在に至るわけです。

結局のところ、どこに逃げても自分の男性不妊からは逃げられないということを認識しました。

男性不妊と向き合って、片寄合って、これからは生きていかなければいけないのだろうなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました