『駆け出しで仕事が無いとき、業界の先輩が好意で現場を手伝わせてくれた』といっていたひとがいました。
幸せな小金持ちの仲間内であれば、大いにけっこうなのですが、世間一般では、一概に好意と捉えられない場合もあるかと思います。
その先輩が現場を手伝わせてくれたということは、堅苦しい言い方をすればその先輩の現場に作業員として入ったわけです。
金銭のやり取りがなかったにせよ、先輩の下請けという立場です。
それが一種の型になって、その関係から抜け出せなくなってしまうと、いつまで経っても下請けのままです。
好意ととるか、発注者と下請けというマウントをとろうとしているととるかで、このあとの立ち位置がきまってくると思います。
あくまでも自分はより上流側にいるようにすることを意識していたいものです。
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